たまのご褒美には - 東銀座「ひょうたん屋」のうな重

暑くなってくると蕎麦、なんて昨日は書きましたが、きょうは某案件の打ち上げでちょっとお呼ばれして東銀座のひょうたん屋さんへ鰻を頂きに伺います。自腹ではなかなか行けないのでこういう機会には感謝して。はい、暑くなると蕎麦ってのはウソです、鰻に限ります。

お昼集合だったんですが、11時半の開店時には列になってしまうそうなので早めに集合とのことで11時丁度に到着。まだ店先の片付けをされていましたが一番乗りで待つことにします。開店時間が近づくに連れて噂通り続々とお客さんが集まってきて、結局11時半には10人以上の列になってしまいました。

注文してしばらくでお重が運ばれて来ます。ちょっと談笑しているとあっという間です。こちらで提供される鰻は関西風とのことなので、蒸さずに直接焼かれるもの。皮も身も表面がパリッと香ばしく焼かれ、ちょっとあっさりめのタレが表面を撫でていくようです。こんな贅沢していいのかなぁ。

とにかくめくるめく体験で、いろいろ考えられずあっという間に頂いてしまいました。全体的に味はあっさりめですが、その分逆に鰻本来の身の旨さがダイレクトに飛び込んでくるという感じでしょうか。食べ慣れてないのでなかなか適切な言葉が思い浮かびません。ひつまぶしのように出汁汁かけてワシワシ食べる、という感じとは全く違います。まぁそれはそれでよし。

しょっちゅう通うわけには行きませんが、たまのご褒美にはちょっと背伸びしていつもと違う場所で違う食事をいただく、そうやって別世界に足を踏み入れてみるのも大切ですね。