猛暑のおかげでキッチンに立つのも苦だったりするので、先週は電子レンジでサバ缶ホールトマト缶を使ってトマトソースを作りました。いまひとつ水分が飛びきらず、またコクの部分にも不満が残ったので今回はあらためて再挑戦。同じものを作るのも芸がないのでトマトソースを使ってお手軽トマトドリアを作ります。
安売り時に買ったサバ缶と常備食材のホールトマト缶です。こちらは先週の電子レンジを使った際のもの。サバは水煮缶を使ってますがこれが失敗の元。電子レンジだけでは水分が多すぎてちょっとシャビーな仕上がり。コクも薄く結局あとから何度も火を入れたり香辛料やらを大量に追加するはめに。
ということで今回はサバの味噌煮缶を使ってみます。このままでも十分な味付けなのでよりお手軽になるでしょう。トマト缶は前回と同じ物を使います。
オリーブオイルを熱しトマト缶を入れたら身をほぐしながら煮詰めていきます。ドリアのソースにするのでパスタ的に煮詰め切る必要はなし。
ふつふつとなってきたらサバ缶を投入します。缶詰の種類にもよるけど身が大きい場合は一口大にほぐしていくのがいいでしょう。もろもろになるまでほぐし切ってしまうとなんだかわからない謎のソースが出来上がるので、食感を残すためにも一口大より気持ち小さめ程度で。
ソースの説明から入りましたが、事前にドリアの下具材も用意しておきます。今回は冷凍海鮮の残り物、小松菜、玉ねぎ、ピーマンを冷やご飯と合わせ、ケチャップとカレーパウダーを使って味付けしています。上のトマトソースが濃い目なのでそんなに濃く仕上げなくても大丈夫。
ソースが出来上がったらケチャップライスの上に載せ、ピザ用チーズを散らしたらいざオーブンへ。
ケチャップライスを作る時間とオーブンの焼き時間を合わせても一時間もあれば出来てしまうので思いのほか簡単な料理ですね。具材も冷蔵庫の残り物と常備食材の缶詰だけなので、お好みの具材を使ってのアレンジも簡単です。
今回は味噌煮感をベースにしたのでコクもしっかりあり、トマトの酸味最寄り際立ってかなり濃い目のソースに仕上がりました。暑い日にはこれくらいの味付けでちょうどいい感じ。
もちろんしっかり煮詰めて作るのであれば水煮缶をつかって自分なりのコクに仕上げていくのもいいと思います。
広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。