サントリーとSnow Peakコラボによるエナジードリンク「南アルプス PEAKER ビターエナジー」が8/21より関東地区で先行発売されました。早速都内のコンビニエンスストアの店頭に並んでましたので、新しもの好き的にレビュー。
エナジードリンク市場がどれくらいの規模になってるのか解りませんが、レッドブルやモンスターなど商品はもうすっかりお馴染みです。パブでアルコールとレッドブル混ぜるのは危ないのでホントやめた方がいいと思うけど。
後発商品としてサントリーが取り組む今回のPEAKER。サントリーのプレスリリースによると、「エナジードリンクは化学的で人工的なイメージがある」や「何が入っているのか分からないので飲むのが少し怖い」などのイメージを払拭すべく開発された、とのこと。使われている原材料は「カフェインを含む茶葉”グアユサ”を使用」することで、人工的なエナジードリンクのイメージをSnow Peakとのコラボ、また南アルプスの名称を掲げていることもあり自然派製品として売っていくつもりのようです。
「自然とのふれあいによる人間性の回復」というのがコンセプトだそうな。
ペットボトル入り、内容量375ml中で含有カフェインは12mg。他社のエナジードリンクに比べるとかなり抑えられてるようです。店頭実売で190円。
グラスに入れてみました。うっすら黄色い炭酸水といったところでしょうか。だいたいイメージ通り。
味はジンジャーエールの薄い目といったところでしょうか。前情報なく飲むとよく解りません。グレープフルーツのあんまり苦くない感じという気もするし、どこかマスカットのような風味もする気がします。
レッドブルなんかに比べると、あのガツンとくる感はほぼないので、果たして本当にエナジードリンクなのかという気になってしまいます。逆を返せば、あの危ない感じがないので普通の炭酸飲料的に飲めてしまうというハードルの低さが特徴といったところでしょうか。
そもそもエナジードリンクに対して人が求めてるものが、瞬発力的なシャキッと感だとすると大きくかけ離れた感があるのは仕方ないでしょう。後発としてはそこはもうなかなか攻めにくいんではないかと。
他の製品がみな缶で販売しているところにペットボトルで参入というのも、そもそもの飲み方・飲むシチュエーションを別物として捉えてもらいたいという表れなのかも知れません。
気負って飲む感じではなく… となるとどういうタイミングで購入するのかちょっと迷ってしまうんだけど、ごくごく一般的な炭酸飲料としてみたらすんなりと美味しいのは確かなのでどう攻めてくるか見守ってみたいと思います。
つくるHACK的にはあまり気合い入れてどうこうする事がないので、なかなかエナジードリンク飲むタイミングはないんですが、見た目キレイなプロダクトは好みです。他社製品はちょっと暑苦しい感じなので。
広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。