• TSUKURU HACK LABORATORY | studio:ex-presso

平時請け負っているウェブサイト制作で、公開中のウェブサイトをリニューアルする事はよくありますが、先日さくらサーバで古くから運用されているサイトをWordpressでリニューアルする事になりました。

我々が契約しているテストサーバもさくらで運用しているので、まずテスト環境を自前サーバに作り、動作確認をすべて終えたらそっくりクライアントのサーバへ環境を移してやれば終わり。というごくごく通常の業務で考えてたんですが、最後の最後で思わぬ落とし穴が。

クライアントさんの運用されているプランが「ライトプラン」で、wordpressを走らせるために必要なmySQLがサポート外だったのです。SQLを構築しWordpressを立ち上げるには最低でも「スタンダードプラン」を選択する必要があります。

クライアントさんに平謝りしつつプラン変更をお願いしたのですが、ここでもう一つ大きな落とし穴が。さくらでは各プラン用に別のサーバを用意しているそうで、プラン変更はハード移動を伴うので不可とのこと。旧プランに加えて新プランを再契約し、移設が完了した後に旧プランを停止させる必要があるとのことなのです。

安全な移設作業の手順

嘆いていても仕方がないので再度クライアントさんに謝りつつ、安全にサーバを移設する方法を考えます。

  1. 旧サーバの契約を残しつつ新サーバを仮契約します。この時点で旧サーバに紐付けされている独自ドメインは手を付けないでおきます。設定はこの時点で書き写すなりコピーしておきましょう。
  2. 新サーバに旧サイトデータを全て移設します。今回のボクの作業で云うと、テスト環境にあったWordpressのデータを新サーバ上に再構築してやります。
    ただしこの時点では○○○.sakura.ne.jpという契約アドレスのままです。後の作業負荷を減らすため、この時点でウェブサイト自体の動作確認は終えておきます。
  3. 旧サーバのメールアカウントと同じものを新サーバに設定します。もちろんまだ独自ドメイン宛では新サーバには届きません。
  4. 旧サーバの独自ドメイン設定を解除します。
    安全に解除されるまで1〜2時間はみておいたほうがいいでしょうね。
  5. 新サーバに独自ドメインを設定します。これでメールアドレスが通るようになるはずです。
  6. クライアントさんのメール設定の再調整をお手伝い。

回りくどい作業になってしまいますがこればかりは仕方ないので丁寧に作業しましょう。

プラン変更・サーバ移設作業のまとめ

ITセクションなどを持っている企業さんであれば理解も得やすいと思いますが、個人経営のクライアントさんなどとの直接契約の場合、作業の内容を事細かに説明してもなかなか理解していただくのが難しい内容になります。

やはり事前にかなり細かいところまで環境調査した上で、後のプランを提案することが大切。ドメインの移設も絡むので、一時的にでもメールが受け取れないことなどは大きな不安要素でしょう。それを考慮すると、新サーバの移設設定とドメイン移管は全く別のタイミングで行うべきでしょうね。特にドメイン移管は週末や深夜に作業すべきです。

クライアントさんの不安解消を第一義に丁寧に進めていきたいものですね。

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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