久方ぶりの男飯です。毎週日曜は近所のスーパーで豚バラブロックが安売りになるんですが、毎回角煮ってわけにもいきませんし、そもそも暑いし。ということで台湾屋台でお馴染みの魯肉飯(ルーローハン)を作ってみました。思いの外簡単です。決めては…。
まずは豚バラのブロック。400g程度のカタマリです。約1cmサイズ程度に切りそろえます。男飯なんで大まかにいきましょう。がっつり火を入れていくので脂身は気にせずそのまま切っておきます。
ボウルに醤油・みりん・酒・砂糖を併せて豚バラにした味を付けていきます。この時点で五香粉か八角を入れて香り付け。今回のレシピはこの五香粉がキモ。これがないと単なる豚バラ丼になってしまいます。約30分〜1時間ほど漬けておきましょう。
鍋に生姜を熱し香りが出たら、出汁を切って豚バラを焼いていきます。軽く焦げ目が出るまでしっかり焼いていきますが、今回は先に下味をつけたのでほぼ煮込んでいるような状態になります。
これくらいまで焼けてきたら先の出汁を戻して煮込んでいきましょう。ここからは中弱火で1時間弱じっくりと火を入れていきます。
もとの出汁の味は煮込まれることでどんどん濃くなってきてしまうので、さし水をしつつゆで玉子も加えて煮込みます。
水分がほぼ飛んでしまうとこんな感じ。バラの脂ががっつりと出てますね。余分な油はこの時点で捨ててしまいます。美味しいんだけど取り過ぎ禁物。
添え物のチンゲン菜はこの時点でさっと一緒に煮込んでもいいですけど、歯ごたえがシャキシャキとしていたほうがいいので、洗って切りそろえたら電子レンジで30秒ほどさっと火を通します。ご飯にチンゲン菜を乗せ、上から豚バラを乗せたら出来上がり。
最終的な味の決め手は五香粉です。この調味料は流石に100均にはないのでちょっと奮発して買いましょう。GAVANの小瓶で300円弱くらいです。今回のレシピでは小さじ半分〜1杯程度ですが本当に素敵な香りがします。夜に食べちゃうとアレですけど、暑い週末の午後にがっつりといただくと元気出ます!!
広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。