神田カレーグランプリ17件目。本日は神田駅西口商店街の日乃屋カレー神田西口店へ。
日乃屋カレーといえば、神田カレーグランプリの常連、2013年には神田店がグランプリを受賞してます。チェーン店ですが独自性が店ごとにあり、あちこち回ってみるのも楽しみの一つ。今回はスタンプラリーAルートに入っている「神田西口店」に伺いました。
神田西口の商店街出口、飲食店街の沢山の店舗を抜けた先に神田西口店はあります。お馴染みの看板に「第3回神田カレーグランプリ優勝店」の名前が掲げられてますね。
入ってすぐに券売機。たくさんのメニューが並び目移りしそう。どちらかというとカツやメンチなど男の子の胃袋がっちり系のメニューが中心ですが…。
券売機上には、期間限定の別メニューが並びます。「豚バラ生姜焼きカレー」「とろとろ角煮カレー」なんてのもあります。やはり胃袋掴まれる系です。今回は”やみつき”と銘打たれた「ガーリックシュリンプ」カレーにしてみました。普段なかなか甲殻類は食べることがないんですが、珍しいメニューを紹介するのも一興。
ちなみに日乃屋カレーはレギュラーでライスが300g、かなり充実した量を誇ります。日乃屋カレーではちょっと少なめ「七分盛りカレー」というのも注文できるので、食べ過ぎ注意の方はそちらでオーダーも可能。きょうは七分盛りにしました。
清潔に清掃されたカウンター上にはいっぱいに満たされた福神漬とラッキョウの壺。追加トッピングはテーブルからでもOKです。隣の皿を眺めつつ、あれこれ追加してしまいたくなる危険な香り。カウンター内ではこれまた日乃屋名物のチーズカレーをバーナーで炙っている音が聞こえます。追加したくなる衝動をぐっと抑えます。
注文を受けてからエビの調理に入ったのでしばらく待って到着です。横に寝かせて乗ってくるんじゃないかと想像してたんですが、到着するとびっくり、7匹のエビが屹立してます。ガーリックで味付けして揚げられたエビからはかなり香ばしい香りがいっぱいです。
日乃屋カレーといえばこれ、といったいつもお馴染みのルーですね。もったりとした重めのルーは、数段丁寧に調理された「家カレー」の様相。一口目から甘さがのしかかってくる感じですが、そこは一筋縄では行かず後からしっかりスパイスが追いかけてきます。どちらかというとコショウ系の辛さといったところでしょうか。やはり家カレー系なので複雑なスパイスが絡み合う感じとはちょっと違います。が、これはこれでアリ。やはり自宅では作ることのできない独自色の強いルーです。
今回の目玉のガーリックシュリンプは衣がちょっと厚め、というかカリッと揚がり、ビールのお供には最適なスナック感覚の味わい。中は火が通りすぎずジューシーさがちゃんと保たれてます。ガーリックの下味がしっかりしているので、甘め・重めのルートの相性は抜群です。というかやっぱりこれビール欲しい感じ。
周りのお客さんを見るとほとんどカツカレー大盛りで注文されているようで、やはり日乃屋というとお肉のイメージなんでしょう。少なめで食べても十分満足できますが、この独特な甘さ・重さのあるルーにガッツリ系のトッピングというのは、ある意味ではラーメン二郎がラーメンではなく「ラーメン二郎」という食べ物だ、とするジロリアン諸兄の感覚に近いのかも知れません。
東京都千代田区内神田2-11-8 神田新洋ビル 1F
03-6206-0010
営業時間:[月~金] 11:00~21:00 [土] 11:00~15:00
定休日:日曜日・祝日
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広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。