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imgs courtesy of moogmusic

シンセサイザーメーカー”MOOG”のメーリングリストより、”Moogfest 2018“の案内が届きました。様々なアーティストのライヴイベントあり、ワークショップありの大きなイベントなんですが、その案内になにやら見慣れぬ製品の姿が。

なんですかね、コレ。”Subharmonicon“ってパネルに書いてありますね。

Moogfestでは過去にもワークショップでシンセサイザーのキットが発表され、WERKSTATTやMOTHER32のプロトタイプ、昨年はDFAMも参加者がDIYできるイベントが開催されていたわけですが、今年はどうもこいつがやってくるようです。

過去のワークショップで提供されたDIYキットは最終的にはブラッシュアップされ製品版として提供されてきているので、このSubharmoniconも製品版提供前のテスト版と見て間違いないと思われます。

ぱっと見たところでは、やはりここ最近のMOTHER32やDFAMと同じ筐体を持ち、VCOは2基+それぞれにサブオシレータを装備、ステップシーケンサも装備してるようです。

このキットを手に入れるにはMoogfestにエンジニアチケットで参加する必要があります。セールスサイトを見る限りではVIPエンジニアチケットで$1,500必要。詳細を読む限りでは「2日間計4時間のワークショップが開催、制作経験は必要ないけどハンダ付けの知識は必要」ってありますね。

MOTHERはシンプルで純粋なものでしたし、それに次ぐDFAM(Drum From Another Mother)はリズムトラックに特化した機能を持っていたので、今回の新型はどう攻めてくるか非常に楽しみです。老舗中の老舗メーカーが毎年こうやって攻めた製品投入を行ってくるのは本当に頭が下がります。期待して待ちましょう!!

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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