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パスタが好きで好きでたまらないんですよ。美味しくて手軽だし、その上奥深くて実際に作ると難しい。今日は基本のトマトソース「ポモドーロ」をベースに、冷蔵庫に残ってた長茄子を使います。基本のトマトソースを覚えたらいろいろなソースに応用が効くのでまずは最初の第一歩です。とは云えこれがまたまた奥深いんです。

ナスはヘタを落としたら輪切りにして水にさらしておきます。アクが抜けたらオリーブオイルで炒め軽く素揚げしたようにします。ナスは一旦オイルを全部吸い込んでしまいますが、我慢してそのままにしておきましょう。無理やりオイルを継ぎ足す必要はありません。軽く焦げ目が付く程度で一旦取り出しておきます。

にんにくのみじん切りをオリーブオイルで炒めます。この時ベーコンがあれば一緒に入れ、カリカリになるまで炒めるとベーコンの出汁と香りがしっかりつきます。今日はフレッシュトマト味でいくのでにんにくのみ。焦がさないように低温で丁寧にオイルに香りを移していきます。

ホールトマトの缶詰を一缶入れ白ワインを加えて煮込んでいきます。トマト缶にはホールのものとダイス状にカットしたものがありますが、体感的にはホールのものを使って潰していくほうが美味しく感じます。ここで塩を少し加えておきますが、ソース自体ではちょっと足りないかも、という程度でOKです。並行してパスタを茹でていきますがそちらにしっかりを塩を加えるので全体量を制限しておきます。

トマトを潰しながら煮立たないように丁寧に煮ていきます。全体が馴染んだら取り出しておいたナスを戻します。

パスタが茹で上がったら水気を切りソースに絡めます。このとき煮汁をお玉一杯程度ソースに加えます。これが実はポイントでパスタが何故かソースをしっかり吸い込むきっかけになるんです。ソースを吸わせる時間を考慮して茹で時間は規定よりも1分から1分半程度短く茹でるのがベスト。お使いのパスタの種類によってバラツキがあると思うので、いつも使うパスタの癖を見つけておきましょう。

パスタを茹でるといえば、100均で売ってるパスタ用の電子レンジ調理器がありまして、これホント便利です。大量に茹でるのは難しいんですが、1〜1.5人前程度であれば問題なく、むしろ美味しく茹で上がります。通常の茹で時間に+5分追加して茹でてやります。茹でる量が多すぎると水分が全てなくなって塊になってしまうので無茶はしないようにしましょう。

経験上は一般的なパスタ向けよりはナポリタンのような最後に混ぜ合わせに時間を使うような種類のパスタには最適かなと思います。今度レポートします。

[ 材料 ](2−3人前)
ホールトマト 1缶
にんにく   2片程度
オリーブ油  大さじ4〜5
白ワイン   大さじ4
塩      小さじ1/2〜1
白胡椒    適量
長茄子    2本
パスタ    人数分適量

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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