神保町に移転して一週間。連休も明けいよいよ昼食を何処で取るかを本格的に悩む時期がやってまいりました。以前の小伝馬町に越すそのもう一つ前は水道橋にオフィスがあったので神保町ではあちこち食べに行った記憶があります。新たなスタッフも加わったので懐かしの銘店を巡るとともに新規開拓を目指して、社内にカレー部が発足しました。
今日は第一段、欧風カレーの有名店「ペルソナ」に伺います。こちら云わずと知れた有名店で、神保町で欧風カレーといえば三本の指に入ります。実はスタッフの希望もあり、超有名店のボンディに向かったところ、階下までの行列に愕然として急遽別の店を探す羽目になりました。とは云えボンディと比較しても負けず劣らず、こちらもとても美味しいお店です。
ペルソナという名前の通り、店内には怪しげな仮面がいくつも飾ってありますが、閑話休題、懐かしの昭和喫茶のような店内はやはり落ち着きます。
今回は第一弾ということで奮発してビーフカレーを辛口でオーダー。神田の欧風カレーというとほぼデファクトと言うべきか、先ず蒸したジャガイモが2つ提供されます。カレーが到着するまでバターを付けていただきますが、僕の場合は一つだけ食べてもう一つはカレーが来るまでお預けです。
そうこうしているうちにカレーが到着。ライスには細かくしたチーズが混ぜ込んであるので全体的にまろやかになりますが、こちらペルソナの辛口は欧風カレーとは云えかなりスパイシー。食べ進めていくうちにじっとりと汗が滲みます。以前は5段階程度だったのが今では激辛を含め10段階ほどから選べるようになったそう。とは云えお店のオススメの味というのがあると思うので、あまり無茶な注文はしないで一番シンプルな注文がいいと思います。
ルーはしっかりと具材が溶け込んだ重めの味付け、そこにホロホロと崩れるほどに煮込まれたビーフがゴロゴロと入っています。これぞ欧風カレーの王道!! と呼べるルーですね。ライスは少し少なめなのでしっかりと食べたい方は1.5倍・2倍などで注文も可。ルーのみの大盛りもできます。具材は一般的なビーフ・チキン・ポークに加えて、チーズだけを溶かし込んだものやトマトカレー、アサリカレーなんてのもあります。何度も通っても飽きが来ないですね。
これからまたあちこちのカレーと出会う事になりますが、最初の一食目としてその名に恥じることのない美味しい味でした。次回はなにを注文しようか楽しみです。
広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。
