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神保町カレー部です。今回は趣向を変えて、つけ麺の有名店「お茶の水、大勝軒」の復刻版もりカレーです。

カレー部で大勝軒とはついに血迷ったかという感じですが、もともとオープン時の東池袋大勝軒は大衆食堂としての位置づけだったらしく、チャーハンやカレーなども提供されていたとのこと。こちらの大勝軒は東池のお店が閉店された際に「復刻メニューを含め味を守る」という約束で独立されたそうです。

お茶の水大勝軒さんは昨年・一昨年とこの復刻版カレーで神田カレーグランプリに出場され、一昨年は準グランプリ、昨年はついにグランプリを獲得されています。この復刻カレーはもともとグランプリ開催時期のみ提供されていたようですが、人気のお陰でレギュラーメニュー化されています。これは食べに行かない訳にはいきません。

とは云え相手はは大勝軒。もりそばを食べずに帰る訳にはいかない身体なのです。一緒に伺ったメンバー全員がカレーライスを頼む中、もりそばにカレーを合わせた「もりカレー」が提供されていることを知り早速そちらをオーダーしました。

しばらく待って到着。一見いつもどおりのもりそばに見えます。器も同じ。恐る恐るスープを一口飲んでみて驚きました。いつもの大勝軒のスープにただ単にカレーを混ぜただけじゃない独特の風味がします。カレー風味は思った以上に濃くはないですが、しっかりカレーになっています。辛さも子どもでも大丈夫な程度ですが、奥の方でちゃんとカレーらしい辛さがついて来ます。

具材は通常ののもりそばの具材に加え、ニンジン・ジャガイモがゴロゴロと入り、チャーシューはいつもの厚切り2枚ではなく短冊状に切ったものと一口大のものが入っています。いつも安定の味を求めて伺う大勝軒ですが、もしかしたらこれが定番と云われても納得できるかも。

お茶の水、は東池店や滝野川店に比べると麺が少なめなので、ついつい替え玉を頼んでしまうんですが、スープがしっかりしていることもあり通常の量で十分満足できる一杯でした。流石にレギュラーメニュー化も納得できる味、参りました。

一緒に行ったメンバーによるとカレーライスはカレー街の神田らしい凝った味ではなく、いわゆる家カレーの系統。それでもしっかりと大勝軒のスープの出汁が効いていてこれまた美味いとのこと。こちらも次回是非試してみたいと思います。まぁしばらくはもりカレーの一択で行きそうな気もしますが。

お茶の水、大勝軒
東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F
050-5872-2869
定休日:月曜

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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