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もう金曜です。今週は一週間通して慌ただしく、昼食も取り敢えず「なにか食べておくだけ」のような感じが続いていたので、せめて週に一度くらいはカレーに行かねばなりません。ということで今日はまたまた有名店のエチオピアに伺います。

神保町には本当に様々なタイプのカレー屋さんがひしめいているわけですが、こちらエチオピアも一筋縄ではいかない一店です。聞くところによるとこちらのルーは小麦粉一切使っておらず、長時間煮込んだ野菜と複数の香辛料のみで仕上げられているとのこと。一体どんな味がするんでしょう。

ビーフ・チキン・野菜・豆・エビと色んな種類のルーが選べますが、まずはスタンダードなチキンカレーをお願いします。辛さは0スタート、これが一般的な中からということで、上限はなんと70倍とのこと。刻みが細かいってことはそれほど差がないんでしょうか。ひとまず0からスタートすることにしました。

一般的な神保町のカレーショップにもれず、まずは蒸したジャガイモがひとつ提供されます。しばらくするとルーがかけられた状態でライスが到着です。色はなんとなく黄色い感じではなく、共栄堂のスマトラカレーのようなちょっと茶色みの強い感じ。ゴロゴロっと入ったチキンの上に粉状になった香辛料が見えます。

ということで0倍、辛くはないです。香辛料だけで仕上げているからでしょうか、0倍だといわゆるカレーらしい風味が若干弱く、とは云え具材が完全に溶け込んでいるので、風味・とろみや重さはしっかりしています。これはある程度の数字を頼まないとダメな類だな。食べている途中はまったく辛くはありませんでした。実は店を出た後に身体の内側がほんのりと暖かくなってくるようなそういう香辛料の味付け具合です。

隣りに座った学生風の女性は10倍、逆に座った初老の男性は60倍を黙々と食べていました。60倍、凄いですね。全く同じチキンカレーですが、僕の皿とは違いおじさんの皿は赤ともオレンジと言えるようなルーがぎっしりでした。

食べ終わって。なんていうんでしょうかね、この感じ。自分にぴったりと合った辛さの探求を経て、後は淡々と皿に向き合い黙々と食べる、そういうある種の求道的なものを要求されているかのような気がしました。旨いです。今度は10倍に挑戦してみます。

カリーライス専門店 エチオピア お茶の水本店
東京都千代田区神田小川町3-10-6
03-3295-4310
定休日:無休

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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