• TSUKURU HACK LABORATORY | studio:ex-presso

先日からいろいろ画策しておりましたが、いよいよユーロラックの組立を始めます。DIYerとしてはモジュール自体もキットの組立から始めたいところですが、流石にそこから始めるのは泥沼感が加速して、音を出すのがいつになるのか解らないので、ラックを作るところからにします。

あれこれ諸先輩方の記事を読みつつ、フレームはタカチ電機工業のFFR-43Nを使って84hpサイズにする事にします。サイズに合わせてバーナットも準備。これらパーツ類は秋葉原ラジオデパートにあるエスエス無線さんで入手。店頭在庫はないので注文の上で引き取りに行くことになります。メーカー在庫があれば翌日には届くので電話で注文しておくのがいいです。

さて早速組み立てていきましょう。とはいえ手持ちのモジュールはまだなにもないので、例のMoog Mother-32をバラします。基盤上下の8つのネジを外すとモジュールのみが取り外せます。というかMotherのフレームってもろ60hpのラックそのものなのね。

裏のソケットを2つ外すと完全にバラせるので先程のタカチのフロントレールにバーナットを通し、外した8つのネジで取り付けます。あっさりとしてますね。

とここで問題発生。一番左にモジュールを設置したんですが、バーナットの穴位置のせいで右側に穴半分ぶんバーナットが飛び出してしまいます。これはバーナットの穴が半個分からスタートしているのでユニットをピッタリ左にモジュール寄せるとズレが生じる訳です。これだと木枠をつけるときに確実にはまらなくなりますね。困ったな、バーナット側をカナやすりで削り落とすか。

取り敢えずネジ位置を一個分ズラしてバーナットは正位置で止めておく事にしましょう。ネジ半個分って何hpサイズになるのか、左側に少し隙間が空く事になりますがまぁ許容範囲です。DIYなんでこんなもんでしょう。

ひとまず一旦シャーシは組み上がりました。これまでと見た目が変わってなんだか精悍な感じのMother-32です。この後は上下左右に木枠のフレームを付けて持ち運び出来るようにしていきますが、今日はここまで。電源ユニット買ってこなきゃ。

正直なところこれから電源周りにも予算がかかるわけで、「なんでも自分でやってみたい」「DIYとしても楽しみたい」っていう変な気を起こさない限り、電源付きラックを買った方が精度も出て精神的には健全だと思います。ちょっと高いけどね。

だとするとTiptop AudioのHappy Ending Kitはやっぱり妥当な値段ってとこだな。

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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