TSUKURU HACK LABORATORY | studio:ex-presso

構造用合板でユーロラックケースを自作する

構造用合板でユーロラックケースを自作する

まだMother-32と電源しかいれるもののない我がユーロラックですが、そもそも木工趣味からのケース自作自体がユーロラック導入を決めた一端でもあるので、丸ノコの導入記念ということで早速ケースの自作を始めてみます。

前回までのサイドパネルの寸法出しは済んでいるんですが、今回は後々の持ち運びを考慮したアタッシュケース型の木箱を想定しています。ラックの縁枠を木枠で囲い、同じサイズ(浅型)の蓋を取り付けてやるというのが大まかな見込み。まず縁枠周りの簡単な図面を起こします。

部材は12mm厚の構造用合板、サブロクのサイズで1,000円程度です。長辺をラックの長さそのままとし、サイドパネルで上下を挟む構造にするため、上下合計24mmをサイド分に加えて、160mmの奥行きとしています。自作される際にはこの板厚を考慮して奥行きを決めてください。ラック自体の奥行きは113mmです。

組み立て後のラックの深さは100mm、ついでに切り出したフタ側は合板の木取りの関係上45mmの深さとして、それぞれ2枚ずつ材を切り出しておきます。写真では既にラック取り付け穴開けちゃってますが、まず最低限の必要な素材は以下のとおりです。

必要なパーツが切り出せたら、サイドパネルに図面通りに穴を開けていきます。2mm程度のドリルでした穴を開けたら4mmのドリルでサイズを拡張して貫通させます。上下の穴の間隔は119mm、それぞれのレールの前後穴の間隔は30mmです。今回は板厚が12mmとなり、レール付属のネジではパネルがレールを保持できなかったため、急遽8mmサイズのドリルで途中部分まで穴を広げ、ネジ頭がパネルの中に収まるようにしてネジ長を稼いでいます。この部分が今回ちょっとした問題を引き起こすんですがそれは後ほど。

ここまでできたら早速レールを組み込んでいきます。サイドパネルがレールをつかめるところまで8mmドリルでネジの収まるスペースを慎重に広げつつ、最終的に左右のパネルだけでレールが保持できる位置を決めました。上下のパネルも今回は仮組みのためユニクロメッキの角アングルで固めていきます。よくよく考えたらリボンケーブルの着脱等もあるので、フタ側はともかく本体側は全てバラバラにできる構造のほうが安全ですね。

組み上がったところで早速モジュールを組み込んでみます。とここで問題発生。左端は問題ないんですが、右側のモジュールが上からネジ止めすると下のネジをつかめないのです。サイドパネルの取り付けネジの強度にばらつきがあり、全体に少し歪んだ位置で固定されてしまっているようです。

フロントレール自体を曲げちゃうと後々問題がひどくなりそうなので、ラックケース全体のネジを均等に緩めつつ、モジュールが収まった位置で再度締め直しを行います。これでなんとか収まりました。

ついでですが、45mm厚のフタ側は木工用接着剤で角を出しながらしっかり接着しておきます。これはこれでOK。上部、下部共にのちのちパネルを取り付けてやればケースになる算段です。ということで今回の作業はここまで。

気をつけるポイントとしては、木箱にレールを付けるという感覚で進めてしまうとネジ強度で歪みが生じた場合モジュールを取り付けることができなくなるため、モジュール込みのレールユニットに枠を付けて木箱にする、という逆の感覚で進めてやったほうが吉。あとはサイズ出しの際の板厚の考慮と、部材自体の強度でしょうか。あまりにも薄っぺらな材で組み立てると実際の使用時に本体が揺れてしまって使い物にならないなんてこともあるかも知れません。ある程度の密度と重さのある材を使うことをおすすめします。

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です