• TSUKURU HACK LABORATORY | studio:ex-presso

調達したフロントレールを基礎にMoog Mother-32を組み込んだところまで進んだ前回のユーロラック導入です。このままでは音を出すどころか電気も入らないのでユニットに電源を追加する必要があります。

モジュール自体のDIYはもっと沼の深いところに行ってからという事にして、先ずは電源モジュールを調達しました。宮地楽器Wurly’s!さんで相談の上、定番のTiptop AudioのμZeusに決定しました。今のところの必要容量には充分、かつ今後のアップグレードにもある程度は対応出来そうな容量を確保しています。電源モジュール本体、バスケーブル、専用ACアダプタと、ACのソケット変換プラグが一式セットになって13,000程度です。

事前に相談してよかったのが、ユーロラックで通常使われる16ピンのソケットに対し、Motherは10ピンソケットのため対応していないのです。変換用のケーブルも必要との助言を貰い購入しました。

Motherの10ピンヘッダです。ここに16ピンへの変換ケーブルを繋ぎます。ケーブルに目印で赤い点線が書いてあるのでその向きを-12v側にセット。この写真でいうと下側です。

変換ケーブルの反対側は通常の16ピンのメスになっています。こちらを電源ユニットのオス側と繋ぎます。

電源側のバスケーブル、通常の16ピンのソケットです。こちらも-12v側に赤い目印があるので変換ケーブルと同じ向きで繋ぎます。

ここまでが先ず下準備。いよいよここからが本番です。正しく接続されているのかは目視以外で確認する術がありません。逆向きにケーブルを差してしまうと電気が逆流することになり、繋がっているモジュール全てにダメージを与える可能性があります。実際に煙出た、焦げた、燃えたというレポートは数知れず。念には念を入れてダブルチェック、トリプルチェック体制で確認します。かなりドキドキします。

確認できたらいよいよACアダプターを繋ぎ火を入れます。無事にパネルの電源が点灯、Motherにも通電し起動を確認出来ました。

パネル左右に設置する予定の木枠は切り出してあるんですが、ネジ穴開けと設置についてはまた次回です。

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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