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現在神保町界隈で配布されているフリーペーパー「おさんぽ神保町」で紹介されていた牛テールカレーなるものに興味惹かれてしまい、今日は仙臺(せんだい)さんへ行ってきました。

カレー激戦区と呼ばれる神保町界隈でもこの錦華通りは特に有名店が多く、この仙臺の隣もパンチマハル、真向かいはカレー屋ばんび、ちょっと手前にはカーマと超激戦区です。

もともとシェフが仙台出身とのことで、牛タンや牛テールを使った洋食が本来のスタイル。ランチのカレーにもこれらの牛肉がしっかりと生かされた欧風カレーになります。牛タンとテール、どちらか迷った末に今日はテールをお願いしました。

店内はカウンターが二列で想像よりは広いですが、ランチタイムを少し外してもお客さんはひっきりなしで厨房は大わらわ。シェフは「ルーが切れる、もうなくなる」とブツブツ言ってます。別の客が注文したハンバーグを焼いてる途中も、「こりゃ安すぎるよなぁ」なんてつぶやいています。そういう意味でのハラハラ感も待っている時間も全く飽きさせません。

それもそのはず、レギュラーのチキンカレー450円、ビーフカレー550円、大振りなハンバーグカレーも680円ととてもリーズナブル。激戦区で戦っていくにはこういう涙ぐましい影の努力が積み重ねられてるわけですね。

そうこうしているうちにテールカレー到着です。ちなみにテールは煮込まれた塊が別途用意され、注文が入るとルーと合わせて再煮込みするというスタイルです。色は欧風カレーの王道で全く黄色い感じはありません。スパイス感も優しく、どちらかと云えばビーフシチューと言ったほうがしっくり来る感じ。辛くはないんですが煮込まれた具材のコクが壁のように押し寄せてきます。ボンディ・ペルソナ系の欧風感ではなく、どちらかと云うと南海に近いかも。ビーフカレーにテールを合わせて調理するからでしょうか、ビーフの塊もゴロゴロです。

ライスは通常300gでちょっと多め、大盛りは+50円で400gで平皿に盛ると山のようです。炊飯器から掻き出すように大雑把な目分量で盛っていて明らかに量は多いです。

タンやテールと合わせての再加熱時間が必要なので、注文してから提供までがちょっと時間がかかりますが、それだけ待っても十二分に美味しいカレーです。ただこの味ってことを考えると、通常のビーフカレー550円ってのは本当に破格かも。次回また挑戦してみます。

 

『仙臺』(センダイ)
東京都千代田区神田神保町1-64-1 田中ビル1F
[月~金]11:00~15:00 / 15:30~21:00(L.O.20:30)
[土・祝]11:00~15:00
定休日:日曜日(不定休あり)

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



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