• TSUKURU HACK LABORATORY | studio:ex-presso

まだサイズ出しの仮止めですがラックに耳が着きました。この次は角を綺麗に面取りしてから塗装します。設計図はまた後ほど。同じ部材を使ってのラック自作の図面が島村楽器さんにあったので参考にしました。

さて今回はとても大好きな音色の出し方を工夫してみます。先日宮地楽器に伺った際にちょっとアイデアを頂いたので早速実行してみます。

レゾナンス上げ目でフィルターを開いていくと特定のポイントで自己発振を始めるんですがその音色を元に音階をつけた音が非常に繊細でプリミティブというか、ノイズとフルートが混ざった様な音になるんですね。しっかりとした音階ではなくどことなく揺れて繊細な感じが物悲しい感じのPADになります。

以前WindowsベースでDAWを扱ってたときに、MajkenのChimeraというフリーVSTに出会ってずっとハードで再現してみたかったものです。MajkenはMac向けのプラグイン作ってないというのもきっかけだったかも知れません。

モジュラーケーブルの接続はホワイトノイズの出力を外部音源として再入力した上で、フィルターの自己発振するポイントを見つけます。KBアウトをフィルターのカットオフに入力して、シーケンサーの音階をフィルターの開閉に使います。より詳しい技術的な話はローランドに解説記事があるので参考まで。

動画では事前に発信するポイントでフィルターを固定しておき、レゾナンスを上げていってます。ずっとホワイトノイズだったものが特定のポイントで音階を掴む瞬間が収録されてます。後はいつものディレイとリバーブで空間処理した感じです。

今回はMother本体のシーケンサーを基準にしましたが、外部のシーケンサーやランダムに動作するCVをもとにするともっと不思議な感じが作れると思うのでまた試してみようと思います。

広告制作ディレクター & サウンドデザイナー。広告制作の傍ら、Ko ASHIDA・rudimentary echo・sizk名義などで楽曲制作・インタラクティブメディア制作を行っています。とにかくなんでも「つくる」のが大好き。音楽・料理・DIYなど思いついたものをどんどん作ってます。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です